【26.10.29】 補助金が増えたのは自民党だから?ホントに??(旭民報484号-3)
2027 県議選の動向
次の一斉地方選挙で、尾張旭市の県議挙では、田崎(新人・国民民主)が動き始め、それを受け、現職の青山県議(自民)陣営は、新たな連名ポスターを作り、名鉄4駅の早朝宣伝を計画するなど、動きが活発になってきました。
1人区の尾張旭選挙区県議選で、以前は社会党の三宅よしき、民主党の水野豊明と、自民党に県議席を渡さずにいた土地柄で、4期16年自民党に譲っていることは、少し悔しい気分もあります。
(愛知県政では、民主系も自民党と大差は無く中部財界寄りでしかないと思いますが。)
自民党はよく、県政、国政との太いパイプがあるというのですが、最近の簗(やな)農林水産大臣の辞任に通じるものを感じます。
尾張旭では「県議が自民党になってから、県の補助金がつくようになった」という話がまことしやかに聞かれますが、因果関係は正しいのでしょうか?
以前から調べてみようと思っていたことが、下の表です。
過去20年ほどの財政力指数(※)と、当時の県議、市長のお名前を並べました。
補助金獲得について、2期目を迎えた水野市長(2016)がどのようなことに努力していたのか印象に残っている発言があり、議事録から抜粋しました。
2016年6月 市議会議事録から
2016(H28)年6月議会
◎市長(水野義則) ・・・2期目のスタートに当たり、私の今後4年間の市政運営に対する所信の一端を述べさせていただきます。(中略)
本市は、以前から国や県に対して予算要望の活動を余りしてきませんでした。国や県からの内示をそのまま受けとめ、足りない分は自助努力で補ってきたと言えます。ある意味、優等生だったと思いますし、財政力に余裕がある時代であればそれでもよかったと思います。
しかし、市長に就任して、他の自治体が予算確保のためにたくさんの機会をつくり、足を運び、要望活動をしている状況を目の当たりにし、強い焦りを感じました。それは、無理を通すということではなく、本来あるべきものの必要性・重要性をしっかりと関係者に伝えるということであり、そういう努力がこれまで不足していたのではないかという感覚でした。それで、この4年間、機会あるごとに資料を作成し、情報を共有し、アドバイスをいただきながら関係各所への要望活動を続けてきました。その成果は・・・平成28年度の交付金・補助金の内示状況を見ていただければ感じていただけるものと思います。
東日本大震災以降、国や県からの交付金や補助金が削減される状況が続いている中、本年4月に発生した九州地方の地震災害により、今後はさらに交付金や補助金の状況が厳しくなることが予想されます。そうした中にあっても、本市にとっての必要性や重要性をしっかりとお伝えし、情報共有を図りながら要望活動を続けてまいります。
市の努力と 財政の悪化が 理由ではないか
青山県議に交代したのが2011年で、およそ1年後、谷口市政から水野市政に代わりますが、水野市政の1期目は、補助金獲得に市長として焦りを感じるような状態だった。
それをしっかり説明するように努力したと、尾張旭市の取り組みを紹介し、成果が出ているでしょう?と、水野市長(当時)は言っているのです。
もう一つは、今回表にしてみて経年変化がハッキリしましたが、谷口市政時代、財政力指数は1前後。水野市政になると、0.9前半に悪化します。(念のために書きますが、大きな要因は、住民の年齢構成の変化だと思われます。)
青山県議の動きは、私たちの知り得ないご尽力もあるのだとろうと推察しますが、県議交代に時を同じくして、尾張旭の財政力が弱まり、県からの補助無しでは事業が難しくなった。県も、裕福な自治体への補助は後回しにするだろうと考えれば、補助金の獲得は自民党だからではなく偶然そうなった。その可能性は否定できないだろうと思えます。

