【08.08.01】 旭民報 472号 上下水道料金比較
上下水道料金比較表をつくってみました
いよいよ夏本番。 暑い日が続きます。
こんなときは、水道の使用量も増えがちになるのではないでしょうか。
そこで、水道料金と下水道料金の比較表をつくってみました。
上下水道の料金を比較するにあたって、対象として選んだ自治体は、
名古屋・春日井・小牧・瀬戸・日進・豊明・大府・長久手・東郷・三好。
尾張旭を含めて11市町です。
通勤や転入出で人の行き来が比較的多い地域と、小選挙区=愛知7区程度の範囲です。
請求を2ヶ月分まとめるところがほとんどなのでグラフや表の金額も、2ヶ月分で示してあります。
現在市が料金改定を検討しているという訳ではありませんが、次に改定する機会には、一般的な家庭で使用される範囲(100m3)程度までの引下げを検討して欲しいと思います。
●上水道料金比較(エクセル)
●下水道料金比較(エクセル)
エクセルファイルには
?11市町村の上下水道料金の単価表
?使用量 0?100立方メートルの料金グラフ
?使用量 100?1200立方メートルの料金グラフ
?尾張旭市と比較した差額のグラフ
などが含まれています。
水道料金
尾張旭市の水道料金は、使用量15m3?35m3の範囲で瀬戸市より高くなっています。
尾張旭市での一人あたり平均使用量が、2ヶ月で17m3程度なので、およそ2人世帯までは、瀬戸よりも高いことを意味します。
使用量が50m3を超えると、尾張旭市は名古屋市よりも安くなります。
地形的な要素や、自己水源を持つかどうかなども影響するため、一概に金額だけで議論するわけにはいきませんが、従量課金の単価を、名古屋のように使用水量が多い部分で高くし、家庭で生活必需品として使う部分は、単価を下げるということを検討しても良いと思えます。
下水道料金
下水道料金は、使用量が65m3を超えると、名古屋市が尾張旭市よりも高くなりますが、おおよそ一般家庭で使う範囲では、尾張旭市が一番高いことを示しています。
上下水道ともに、名古屋市の料金体系は一般家庭の料金を低くした上で(使用量65m3未満)、水道の使用により利益を上げるもの(店舗や工場など)に対しては、料金が高くなる制度設計がされています。