活動紹介−Note

【12.04.04】 いつわりの待機児ゼロ

まだまだ不足 0歳?2歳の保育園待機児数34人(旧基準)

 今春の保育園待機児数は何人いるのか?気になって市こども課に数字を出してもらいました。

 公式にはゼロ。ですが、旧基準(※)での実態を聞くと
0歳で2人、1歳で17人、2歳で15人。合計34人です。

 さらに、現在通っている保育所からの転園を希望している数は
0歳?2歳で31人、
3歳?5歳で5人。
兄弟姉妹で別の保育園に通わせているのが10組あるとのことです。

 朝夕の送り迎え、出勤前に2つの保育園をはしごする大変さは想像に難くありません。
運動会など保育園行事が重なれば、親子兄弟みんなそろっての行事参加もできません。

 保育園の待機児が本当の意味で解消されるように、まだまだ保育所の充実を求める必要があります。


※…保育園待機児の旧基準。厚労省は2001年から待機児の定義を変更。
それまで待機児として数えていたこどもを、定義を変えることで数えなくなりました。

 定義変更により数えなくなった待機児数は、2001年?06年の間で、約1万4000人から2万人で推移(厚労省調査による)。
厚労省は、07年以降調査すら実施せず、全国的な旧基準による待機児数は把握されていません。

 待機児の新定義では、以下の状況にあれば待機児として数えません。
?ほかに入所可能な保育所があるのもかかわらず、特定の保育所を希望して待機している場合。
?認可保育所へ入所希望していても、認可外施設などに入っている場合。

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