活動紹介−議会活動

【20.03.06】新型コロナウイルス(COVID-19)対策についての申し入れ

コロナウイルス対策を市に申し入れました

新型コロナウイルス(COVID-19)対策についての申し入れ
2020年3月5日

尾張旭市長 森 和実 殿

日本共産党 尾張旭市議団 代表 川村つよし
 
 新型コロナウイルス(COVIT-19)の感染が世界的に広がる中、愛知県でも感染経路がつかめない感染者が認知されるなど、不安な状態が増しています。市長におかれては、感染拡大防止にご尽力いただいていること、敬意を表します。
 先週2月27日(木)午後6時過ぎの、小中学校等の臨時休校を求める、突然の安倍総理の発言を受け、市議会は、市当局が対策に専念できるよう、予定されていた3月定例会における代表質問および個人質問を取り下げ、今回の感染拡大を「災害」に準じるものとして対応をはじめたところです。
 日本共産党尾張旭市議団は、感染拡大を防ぎ市民生活への影響も少なく済むよう、力を合わせてゆきたいと考え、以下、対策として検討を求めます。

1. 地域公民館も含む公共施設が閉鎖されるなど、住民生活に大きな影響も与えている。住民の理解が得られるよう、丁寧な説明を心がけるとともに、決定に至るまでの意思形成過程がわかるように、議事録又は録音を残すこと。
2. 外出するのに配慮が必要な状況下で、図書館も閉鎖となった。家の中で、どのように過ごすかも市民生活で難題と思われる。本の新規貸し出しについてもできなくなっているが、web予約により地域公民館で、貸出、返却の対応は可能と思われるため、再開すること。
3. 市内中小零細企業の経営が持続できるよう、相談窓口を設けること。
4. 症状が出ていない、または軽い、青少年が、閉鎖された室内で集まることにより、感染拡大につながっていると思われる知見が示されている。当事者へ、その知見の周知をはかるよう努めること。
5. 若年層への周知方法について、若手職員の知恵を募ること。
6. 屋外での感染の可能性は低いと思われることから、住民の健康が維持できるよう、ウオーキングの推奨なども改めて行うこと。
7. 開設された「自主登校教室」については、登校する児童たちが楽しく過ごせるように、運動やレクリエーション等も取り入れること。
8. 「自主登校教室」の開設時間は、午後3時までとなっているが、保護者の送迎が必要な条件がある。パート労働で、普段は1時間ほど保護者より児童が先に家につく家庭も少なからずあると思われるため、迎えの時間は柔軟に対応すること。
9. 小学生などの子どもを抱える職員の休暇について配慮すること。
10. 職員の感染や重症化を防ぐためにも、勤務時間や健康管理に配慮すること。

以上

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