活動紹介−議会活動

【13.02.07】 宮川医療少年院へ視察

珍しい組み合わせの視察

 武田議員のお誘いで、三重県伊勢市にある宮川医療少年院へ視察に行ってきました。
 参加議員は、武田、片渕、花井、川村の4名で、議会の委員会視察でも無いのに所属会派が異なる4人が連れ立って視察に行くのは珍しい話です。

 元教員の武田議員は、小中学校での特殊支援教育や発達障害、その対応のために教員の研修充実が必要と考えているようで、昨年10月頃だったと思いますが、
 私が「武田さん、こんな本があったので買ってきたんだ」と、『発達障害白書2013年版』(明石書店)を見せたところ「へー、こんな本があるんだ」と、問題意識を共有できる相手を見つけたような笑顔を見せました。
 そんな経過もあって、今回の視察に声をかけてくれたようです。

 奈良県の家庭裁判所からも2名の方が視察に見え、一緒に宮川少年院の取組みを聞いてきました。

教育的ネグレクト

 医療少年院への視察を計画する、きっかけとなったのは1月4日付の読売新聞記事(『医療少年院「器用さ」訓練』)で、視察前半の内容は、記事に紹介されている訓練内容に近いですから、そちらを見ていただければと思います。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20130104-OYT8T00174.htm

 後半は、宮口幸治法務技官(精神科医)の講義を聴くものでした。(偶然にも、前尾張旭市長=谷口幸治氏と、一文字違いのお名前です。)

 視察後、あらためて前述した『発達障害白書』をめくっていると、教育ジャーナリストの品川裕香氏による記事に「教育的ネグレクト」とありました。

 障害の特性への無理解が、訓練や教育によって防げるものを放置している。という認識は教育現場に限らず、社会全体へ、もっと知らせてゆく必要があります。

 今回の視察で、私自身の認識が深まり良かったです。

講演会を企画すると良いね

 視察の帰路、4人の議員で、宮口先生を講師に呼んで講演会なんかできると良いね。などと話しました。
 乗用車の中という密閉空間で、議会改革や、独身議員=花井の結婚観について(4割ぐらいが、その話題だったかも)などの話ができたことも、今回の視察を有意義にしました。

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