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【11.10.12】 県議選で1票の格差が広がります

長久手町市制施行で日進・東郷が3倍

 読売新聞10月12日付けによると、長久手町が来年1月4日に市制施行するのに合わせ、県議選の選挙区を再編するのだとか。

 現在、長久手町・東郷町で定数1、日進市で定数1を、
 長久手市で定数1、日進市・東郷町で定数1に変更。

 愛知郡(長久手・東郷)選挙区の「飛び地」問題は解消できても、1票の格差はどうなるのだろうか?

 気になって計算してみました。

 今年4月の県議選の場合、県会議員1人あたり最も有権者数が少ないのは、
幸田町の2万8678人。
 最も多いのは、江南市の8万0012人、格差は2.79倍、でした。

 ちなみに、わが尾張旭市は有権者数6万3846人で、格差は2.23倍。

 報道の通り選挙区が再編されると、長久手・日進・東郷の格差はどうなるか?

 現状、日進が2.19倍、愛知郡(長久手・東郷)が2.38倍ですが、
変更後では、長久手市が1.28倍に改善、日進・東郷が3.29倍に悪化。
 県内最悪になります。
(注:今回は有権者数で計算しているので、人口で計算すると違う結果が出るかもしれません。)

計算方法について

 ウィキペディアで「1票の格差」を調べると、計算方法は国によって違いがある。
人口…アメリカなど多数。日本もこの方法。
有権者数…イギリス。
投票者数…ドイツ。
 といった具合です。

 日本で論じるなら、政府に合わせて人口で計算すべきですが、県の選挙管理委員会では格差の問題を意識した情報提供をしていないからか?各市町村の人口掲載は見当たらない。仕方なく当日有権者数で計算してみました。

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